最終更新:ID:mI/1Ab7avg 2017年03月30日(木) 13:55:31履歴
−ハリルホジッチ監督にウォーミングアップしているときに1度呼ばれて、何か説明を受けたあと、再びウォーミングアップに戻りました。
その後、途中出場しましたが、どんな説明があったのでしょうか?
「よう見てるね。隠すようなことじゃないですよ。
左サイドで出そうと思っているけど、できるか? って話だったんですよ。
できるよ、って言ったんですけど、普通に考えたら(久保)裕也を左にして、俺を右にした方がいいんじゃないかなって話もして。
でも問題ないからってことで、じゃあ左でと。
『もしチグハグするようだったら、右に移動するように指示出すから』って言われました」
−左でプレーできて当たり前のように思うのですが、少し戸惑いましたか?
「戸惑ったわけではないですけど、イメージを作れずにピッチに入った。
想像していなかったから、イマジネーションを作れないまま、というのが正直なところ。
あんまり左を得意にしているわけじゃないから」
−本田選手クラスなら、左もきっちりやって欲しいところです。
「そうですね。クオリティーが低かったと、反省しないといけない。
今、ちょうど分析官と取り組んでいることがある。
30歳になり、サッカー選手で言えばベテランの領域に入ってきましたけど、自分自身をもう1度ゼロから分析している。
どこが得意で、どこが不得意なのかを細かく。
これまで自分が把握しているところプラスアルファで、整理しているところ。
今後、僕はインサイドハーフで勝負したいと思っている。
インサイドハーフやトップ下といった中盤にもう1度戻ろうと思っているんで。
中盤をやると、得意でない体の向きでもらいたいときが絶対出てくる。
何が得意で不得意かを知っておかないといけない」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−次の移籍先を探すときに、中盤でプレーできることが条件になる?
「ここまでのサッカー人生、どこでプレーしようと自分は変わらなかったんですよ。
一番大事にしていたのは、本田圭佑としていかに成り上がるか。
自己中心的な考え方でここまで来たと思っている。
自分が成り上がればいいと。
だからときにはウィンガーの方が点が取れると思ったら、それでいいと考えて歩んできた。
ここからのサッカー人生は、どこが一番成り上がれるかという考え方よりも、一番いいプレーをできる、一番強みを活かせるポジションはどこかというアプローチをする。
たとえば相手が弱かったら、僕がFWでプレーしても点を取れるわけですよ。
でもそれは相手が弱いからだけ。
一番の自分の強みが出るポジションがFWでないのなら、FWではやらないっていうような考え方で、今後の最後のサッカー人生を歩もうと思う」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−日本は勝ったものの、タイに押されていた時間帯もありました。
「タイは勇気を持って、ブレずに90分やり通した。
実際にビッグチャンスを何度も作り出した。
彼らの成長を称えるべきやと思う」
−トライしたことへの称賛なのか、それをやり続けたことへの称賛なのか。
「その2つ。トライしたことと、それを続けたこと。
だって2対0、3対0になったときに、完全にチームとして崩れるかなと思ったんです。
ようはつなぎたいやつも出てくれば、蹴りたいやつも出てくる。
バラバラになると思った。意外に意外で、国民性なんですかね。
チームとしてムラがなかった。失点に関係なかった。
多分、今の日本代表はブレますよ。3失点したら。
なにしてんねんみたいな」
★to be continued... but you are finished
−この2試合で勝ち点6を積み上げることができました。
W杯予選の突破が見えてきたでしょうか。
「平行線でしょ。状況は変わっていない。
もしこの2試合のどちらかで勝ち点を1つでも落としていたら、争いから脱落するところでしたよね。
今はto be continued にすぎないですよね」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−UAEが脱落して三つ巴になったにすぎないと。
「そうですね。次のイラク戦でなんとなく見えますね。
といっても、そこで勝っても確定ではないです」
−日本はW杯に出られると確信している?
「出ないといけないですよね。 5大会連続で出ているわけでしょ。
義務なんて言葉はこの世にないけど、多くの人が出られると思っているから、もし出られなかったらがっかりする。
そんなことは起こしたくないよね」
★改善点=あなたの引退では??
−改善点を言うと?
「個人的な目線で言うと、僕が向上すれば日本代表が強くなると思っている。
今いい感じで新しいことに取り組めているとこのReviewでも言って来ましたけど、まだその過程なので。
それを継続してやりながら、準備をしたいと思います」
−先ほどすでに少し聞きましたが、その取り組みをもう少し詳しく言うと?
★僕らはベンチだと確信しているんですけど
「自分の強みにフォーカスしてサッカー人生を終えたい。
最後は自分の一番の強みのポジションで勝負したい。
中盤だと確信しているんですけど、その中でもさらに自分の得意なプレーを繰り返しできるようになったろかなと思っている」
−90分の間にそれを出す頻度を上げると。
「そう。今までいろんなことをその場、その場でやってきた。
けど、サッカーはある程度パターン化できると僕は思っているんで。
自分の得意なパターンを意図的に作ろうと思っている」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−4月からメルマガが始まります。どんなことを発信していきたいと考えていますか?
「Reviewに加えて、自分の考えを伝える場としてあればいいなと。
自分が世の中に対して思っているようなことを伝達してる場として、位置付けたいなと考えている」
−幅広い話題を取り上げる?
「みんながそこまで話題にしたか、というところまで関わっていく可能性があるので、楽しみにしておいてください」
【NEXT GAME】 4/2 22:00 K.O(日本時間) セリエA 第30節 vs ペスカーラ
※また次回以降のREVIEW(セリエA 第30節 vsペスカーラ戦)は、 以下、有料メルマガの1コンテンツとして継続して配信してまいります。
---------------------------------------------------------------------- ◆本田圭佑『CHANGE THE WORLD by KSK』 (月額1080円/毎週水曜日) http://www.mag2.com/m/0001678906.html
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ファンの方々を含め読者と本田圭佑自身とのコミュニケーションの場としてまいります。
ぜひお楽しみください!
その後、途中出場しましたが、どんな説明があったのでしょうか?
「よう見てるね。隠すようなことじゃないですよ。
左サイドで出そうと思っているけど、できるか? って話だったんですよ。
できるよ、って言ったんですけど、普通に考えたら(久保)裕也を左にして、俺を右にした方がいいんじゃないかなって話もして。
でも問題ないからってことで、じゃあ左でと。
『もしチグハグするようだったら、右に移動するように指示出すから』って言われました」
−左でプレーできて当たり前のように思うのですが、少し戸惑いましたか?
「戸惑ったわけではないですけど、イメージを作れずにピッチに入った。
想像していなかったから、イマジネーションを作れないまま、というのが正直なところ。
あんまり左を得意にしているわけじゃないから」
−本田選手クラスなら、左もきっちりやって欲しいところです。
「そうですね。クオリティーが低かったと、反省しないといけない。
今、ちょうど分析官と取り組んでいることがある。
30歳になり、サッカー選手で言えばベテランの領域に入ってきましたけど、自分自身をもう1度ゼロから分析している。
どこが得意で、どこが不得意なのかを細かく。
これまで自分が把握しているところプラスアルファで、整理しているところ。
今後、僕はインサイドハーフで勝負したいと思っている。
インサイドハーフやトップ下といった中盤にもう1度戻ろうと思っているんで。
中盤をやると、得意でない体の向きでもらいたいときが絶対出てくる。
何が得意で不得意かを知っておかないといけない」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−次の移籍先を探すときに、中盤でプレーできることが条件になる?
「ここまでのサッカー人生、どこでプレーしようと自分は変わらなかったんですよ。
一番大事にしていたのは、本田圭佑としていかに成り上がるか。
自己中心的な考え方でここまで来たと思っている。
自分が成り上がればいいと。
だからときにはウィンガーの方が点が取れると思ったら、それでいいと考えて歩んできた。
ここからのサッカー人生は、どこが一番成り上がれるかという考え方よりも、一番いいプレーをできる、一番強みを活かせるポジションはどこかというアプローチをする。
たとえば相手が弱かったら、僕がFWでプレーしても点を取れるわけですよ。
でもそれは相手が弱いからだけ。
一番の自分の強みが出るポジションがFWでないのなら、FWではやらないっていうような考え方で、今後の最後のサッカー人生を歩もうと思う」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−日本は勝ったものの、タイに押されていた時間帯もありました。
「タイは勇気を持って、ブレずに90分やり通した。
実際にビッグチャンスを何度も作り出した。
彼らの成長を称えるべきやと思う」
−トライしたことへの称賛なのか、それをやり続けたことへの称賛なのか。
「その2つ。トライしたことと、それを続けたこと。
だって2対0、3対0になったときに、完全にチームとして崩れるかなと思ったんです。
ようはつなぎたいやつも出てくれば、蹴りたいやつも出てくる。
バラバラになると思った。意外に意外で、国民性なんですかね。
チームとしてムラがなかった。失点に関係なかった。
多分、今の日本代表はブレますよ。3失点したら。
なにしてんねんみたいな」
★to be continued... but you are finished
−この2試合で勝ち点6を積み上げることができました。
W杯予選の突破が見えてきたでしょうか。
「平行線でしょ。状況は変わっていない。
もしこの2試合のどちらかで勝ち点を1つでも落としていたら、争いから脱落するところでしたよね。
今はto be continued にすぎないですよね」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−UAEが脱落して三つ巴になったにすぎないと。
「そうですね。次のイラク戦でなんとなく見えますね。
といっても、そこで勝っても確定ではないです」
−日本はW杯に出られると確信している?
「出ないといけないですよね。 5大会連続で出ているわけでしょ。
義務なんて言葉はこの世にないけど、多くの人が出られると思っているから、もし出られなかったらがっかりする。
そんなことは起こしたくないよね」
★改善点=あなたの引退では??
−改善点を言うと?
「個人的な目線で言うと、僕が向上すれば日本代表が強くなると思っている。
今いい感じで新しいことに取り組めているとこのReviewでも言って来ましたけど、まだその過程なので。
それを継続してやりながら、準備をしたいと思います」
−先ほどすでに少し聞きましたが、その取り組みをもう少し詳しく言うと?
★僕らはベンチだと確信しているんですけど
「自分の強みにフォーカスしてサッカー人生を終えたい。
最後は自分の一番の強みのポジションで勝負したい。
中盤だと確信しているんですけど、その中でもさらに自分の得意なプレーを繰り返しできるようになったろかなと思っている」
−90分の間にそれを出す頻度を上げると。
「そう。今までいろんなことをその場、その場でやってきた。
けど、サッカーはある程度パターン化できると僕は思っているんで。
自分の得意なパターンを意図的に作ろうと思っている」
(REVIEW No.275 ロシアW杯アジア最終予選 タイ代表戦 2017.03.29)
−4月からメルマガが始まります。どんなことを発信していきたいと考えていますか?
「Reviewに加えて、自分の考えを伝える場としてあればいいなと。
自分が世の中に対して思っているようなことを伝達してる場として、位置付けたいなと考えている」
−幅広い話題を取り上げる?
「みんながそこまで話題にしたか、というところまで関わっていく可能性があるので、楽しみにしておいてください」
【NEXT GAME】 4/2 22:00 K.O(日本時間) セリエA 第30節 vs ペスカーラ
※また次回以降のREVIEW(セリエA 第30節 vsペスカーラ戦)は、 以下、有料メルマガの1コンテンツとして継続して配信してまいります。
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