【ミラン番記者】本田圭佑がラストチャンスで戦犯に…。今回ばかりは「完全にアウト」だ
ミランのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、自分たちの4-3-3がジェノアの3-4-3にミスマッチだと判断し、
30分過ぎに4-4-2にシステムを変更した。本田は右ウイングから右サイドハーフにポジションを下げた。
その結果、ミランのプレーはいくらか好転したが、それは本田のおかげではないし、彼自身の出来は変わらず劣悪だった。
本田のいるサイドではジェノアのラクサールとニンコビッチが大暴れをし、ミランの右サイドの縦のラインをズタズタにしていた。
それにしても、右サイドの3人(SB、インサイドハーフ、ウイング)のうち、2人も変えたのは明らかにモンテッラの失策だ。
指揮官はこの日、ユーベ戦から中2日という過密日程を考慮して、ターンオーバーを採用した。
右SBをイニャツィオ・アバーテからアンドレア・ポーリ、右ウイングをスソから本田に変えたのだ。
しかし、言うまでもなくポーリの本職はメディア−ノ(MF)。たしかにモンテッラ就任前にも右SBを担ったことがあるが、
同じく試合勘に欠ける本田と右サイドに並べるなど、試合前から失敗が目に見えていたではないか。
実際、そのとおりの結果に終わった。本田はジェノアに1ゴール目をプレゼントし、ポーリもまた散々な出来に終わった。
いずれにしても、本田にとってこの状況は最悪だ。なぜモンテッラがこうしたデリケートな試合で本田を起用したのかが、
イタリアでは問題視されている。
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=2007...