本田が北京五輪を待たずオランダに移籍する可能性が高まった。
1月中にオランダに渡り、1部の中〜下位クラブの練習に参加する方向で調整を進めている。
候補にはユトレヒト、NAC、VVVなど複数クラブが挙がっている。移籍につながる受け入れ先として
「自分の力を最大限に伸ばせて、シーズン途中の加入でも出場機会のあるチーム」
という本田の希望に沿って検討中で、決定は渡欧後となる見込み。

オランダ国内の関係者によると、6月の北京五輪アジア2次予選香港戦(香港)で
見事なFK弾を決めた本田の知名度は高く、複数クラブが興味を示しているという。
さらに水面下で名門PSVが熱視線を送っていることも分かった。

現在1部首位でUEFA杯決勝トーナメントも控えるPSVは今季まで名古屋を率いた
フェルフォーセン監督が来年1月に就任する。
各国代表が在籍し欧州トップ18クラブの連合「G14」にも名を連ねる欧州の強豪だが、
長所を知り尽くす指揮官就任とタイミングが重なることもあり、
一気にビッグクラブ移籍に発展する可能性もゼロではない。

ただ、本田は北京五輪を控えておりPSV移籍となれば出場機会が保障されず大きなリスクも伴う。
同関係者によると、そのために代理人が移籍へとつながる受け入れ先を
同国1部の中〜下位クラブに絞って交渉を進めているという。

現時点で正式オファーはなく、移籍はあくまで練習参加でのアピール次第。
複数年契約のオファーを出した名古屋に残るという選択肢も残されてはいる。
ただ今季で契約が切れるため海外移籍は移籍金ゼロで可能。
名古屋に拘束力はなく、流れはオランダ移籍へと加速することになりそうだ。
http://www.nikkansports.com/soccer/world/p-sc-tp3-...


名古屋・本田がオランダ移籍決定!1部リーグの「VVV」
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200712/st200712...
J1名古屋の日本代表候補MF本田圭佑(21)がオランダリーグ・VVVに移籍することが30日、分かった。
正式な契約は現地入り後となるが、近日中に日本人として5人目のオランダ1部リーグプレーヤーが誕生する。

複数年契約で、年俸は外国人最低年俸額に設定されている約38万ユーロ(約6300万円)となる見込み。
今季で名古屋との3年契約が満了し、移籍金は発生しない。
1月5日のチーム始動から合流する予定で、左サイドやトップ下などをこなす本田圭の適性ポジションの見極めが行われる。
早ければ来年1月20日のPSV戦(ホーム)でデビューする可能性もある。

今季限りで名古屋を退団したフェルフォーセン監督が1月から就任するPSVやフェイエノールト、ブンデスリーガ2部・ボルシアMGなども興味を示していた。
だが、北京五輪を万全の状態で迎えることを最優先に考え、「試合に出られるチーム」とオランダリーグ13位の地方クラブへの移籍を決断した。
恵まれた環境とはいえないが、将来的なステップアップも視野に入れており、欧州のサッカーに慣れて実績を積むには最適な場所となりそうだ。


【ロンドン11日時事】
 サッカーのオランダ1部リーグ、VVVフェンロの練習に参加している23歳以下(U23)日本代表で、
J1名古屋のMF本田圭佑(21)の移籍交渉が、資金的な問題を抱えている可能性があることが11日、分かった。
オランダでは欧州連合(EU)圏外の選手の最低年俸を約39万ユーロ(約6300万円)と規定しているが、
クラブが公式サイトで「本田には高い給与を払わなければならない。
スポンサー(資金)で契約をまとめたい」と伝えた。
 欧州移籍を目指す本田は5日からVVVの練習に参加。
ウェッツェル監督からは「いい印象を与えている」と評価を受けている。同監督は16日の練習試合で本田をテスト起用するとしており、15日からの日本代表候補合宿(鹿児島・指宿)を辞退する場合もある。 
スポンサー(資金)で契約をまとめたい」と伝えた。

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